石油を掘り当てたかのごとく、ラドンに湧いた大歓声。

確認申請を通過すると、次は年2回(6月と12月)の温泉審議会というハードルが待っていました。温泉を掘るにも汲み上げるにも、これを通過しなければ始まりません。
待ちに待った6月、審議会の許可を得て、いよいよ専門業者による掘削工事がスタート。現場は交替制で24時間ぶっ続けの作業になりました。
地底1000mに達した時、温泉掘削のプロが「ココだ!」と指示。つまり最も湯量が多く、最も泉質のいいポイントだということです。
湧き出る泥水を掬い上げ、成分を分析すると――なんとラドン温泉。
堀削現場では歓声がドッと起こり、まるで石油を掘り当てたような大騒ぎになったのでした。